つくば市 デントリペアって何ですか? モリタボディーショップ

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デントリペアって、どんなこと?

 車にウトい事務員Aに、またまたわからない言葉が!
  デントリペアってなぁに?

車に興味の無かった事務員Aに、またまた難しい問題が。
当店のホームページに最近「デントリペア」っていう聞きなれない言葉が躍っているんです。
これは、ちょっと勉強せねばなりません。

とりあえず、調べてみましょう。

 【dent:デント】の【repair:リペア】

とりあえず、辞書を引いてみました。
dent:(固いものに当たったり、打ったりしてできる)くぼみ、へこみ
repair:修理・補修・修繕や、回復、取り戻すこと

なるほど、なるほど。
Wikipedia先生にも聞いてみよう
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%9A%E3%82%A2


 ってことは、どんなことをするの?
教えて、社長さん!

正式名称は「ペイントレスデントリペア」。
という正式名称があります。デントリペアでは、ボディ塗装を活かしたまま凹みを修理します。特殊な専用工具で、凹みを押し出す技術やボディの表面を引っ張って修復する技術で、ボディの工程を観察し短時間での修復が可能の修理方法です。デントリペアの方が、鈑金塗装と比べて料金が格安で修理できるのでオススメです。中でも、雹(ひょう)の被害による凹みを修復するのに打って付けです。デントリペアは、専門の職人がいるので専門家に依頼することが一般的です。デントリペアでは「塗装を生かさなければならない」という決まりがあるので、作業可能範囲が決まってしまう点がありますが、品質がとても高くプロの人が見ても修復したか判断をすることが難しいと言われています。デントリペアの作業工程は少なく、材料費も鈑金塗装と比べると抑えられるという点からも、比較的に安価で作業をしてもらえます。ただし、傷の具合や凹み度合いが酷い場合などによっては、デントリペアであっても高額になる可能性もありますし、鈑金塗装にした方がよいと判断される可能性もあります。


・・・ムムム、難しい。

 普通の『鈑金塗装』の作業手順をご紹介してみます

デントリペアだと、以下の作業の①後半から⑤の工程
   これが省略できるということか!
   お客様に、お安く短時間で修理できる。なんてすばらしい!

 ①引き出し修理・ハンマリング

凹んだりキズが付いた部分を、もとの状態に近いくらいまで引っ張ったり、表や裏側から叩いたり押し出したりします。これを粗出しといいます。
粗出しの方法としては、ワッシャ(金属の輪っか)を溶接でくっつけ、ワッシャを使って引き出したり、ハンマーでたたいたり(ハンマリング)があります。

 ②パテ付け・パテ研ぎ

パテを塗り、ペーパーを当てて形成していきます。パテもペーパーも粗目から細目へ変えながら、塗っては磨ぎ、塗っては磨ぎ・・・と、何層も繰り返しながら尚且つ薄く、表面を滑らかで自然な曲線になるように整えていくのです。
パテ研ぎのペーパーは#80・#120・#180・#240・#320・#480・#600(#3000まである)で、これを作業内容を考えながら適所に使ってきます。

パテをキレイに塗って研いでも、パテを捏ねるときに混ざった空気が、針でつついたくらいの微細な穴となって出てきます。それをサフェーサーというもっと細かいクリームで埋めて最終研ぎをします。
「パテ付けとパテ研ぎ」これも根気のいる作業ですが、この手間を怠るとキレイな塗装が出来ません。下地が肝心なのです!

 ③目張り・養生

塗装する部分以外のモールや窓ガラス、外せないエンブレムなどを新聞紙やビニールやマスキングテープで目張りしていきます。塗装する部分がフロントドアだった場合、隣り合った部分(フェンダーやリアドアなど)との差が出ないよう、吹込みを計算して養生していくのです。なので、この目張りも職人の技が必要なのです。

 ④調色・微調色

今の車って、カラフルなボディーカラーをしていますね。
例えば「」であってもクリーム色っぽい白や、青みがかった白パールが入った白、ラメ入ったようなの白、などいろいろです。

それぞれの色にはカラーナンバー割り振られていて、それぞれの車に必ず取り付けられている「刻印プレート」にカラーナンバーは記載されています。
その記載されたカラーナンバーを基に調色をしていくのですが、ボディーの色って保管状態によって1台1台変わってくるんです。1台の車でも部分部分で違くなったりもします。レシピ通りの分量を混ぜても、色は合わないのです。調色って本当に神経を使う作業なんです。

 ⑤塗装

風の影響を受けないよう、ビニールカーテンで仕切られた塗装ブースで行います。作業者はホコリやゴミなどが塗装面に付着しないよう無塵着を着用し、風の流れが発生するクーラーも止めて細心の注意を払っての作業となります。暑い夏にはかなり厳しい作業です。
調色した塗料をスプレーガンで塗布し、クリアと呼ばれる透明な塗料を吹き付けます。

 ⑥磨き

1度目は粗いコンパウンド(というクレンザーのようなペースト)を電動の「バフ」というくるくる回るスポンジを使って磨き、2度目は細かいコンパウンドで磨きます。これもなかなか力のいる、そして根気の必要な作業です。その後、取り外した部品も組付けです。

これでやっと。。。鈑金塗装が終わります。

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