旧車ブームが続いてますね。
当店では、中古車販売店さんからこういった旧車をお預かりし修理をしています。
今回はマツダのRX-8。2003~2013年に生産されていた車です。
流線形がカッコイイですね。
左リヤフェンダーの鈑金から開始です。
まずは、デントリペアで凹みを引き出し、パテで仕上げていきます。
ただ、車全体がきれいな流線形。曲面でアールを描いてるため、自然なアールを出すのがとにかく大変。パテ削りはかなり難しく、塗っては削り塗っては削りを何度も繰り返し、どうにかこうにかきれいな曲面の形に仕上がりました。
パテもやっと削り終え、次はサフェーサー仕上げで細かいキズを取っていきます。これでようやく一段落です、先が見えてきました。
もう一度細かいペーパーを使い削っていってツルツルに仕上げます。その後、紙張りをしてやっと塗装の段階に入って行きます。ほっと一息ですかね。
ペイント作業は、ブースという箱の中に入っての作業となります。
この箱の中は、夏はに40℃以上の高温で、汗だくになっての作業です。
冬はヒーターを付けての作業となりますので、大分楽に作業が出来ます。
塗装の後は磨きです。
1度目は粗いコンパウンドを使って磨き、2度目は細かいコンパウンドで磨き仕上がりとなります。ここで取り外した部品も組付けです。
部品を組みつけしたら、キレイに洗車して納車です。
ここまで来るのに何工程もしてようやく仕上がりです。(携わったスタッフ、ご苦労様です)
中古車販売店さんのお車なので、どんなお客様が買って下さるのでしょうか?どんなところにお嫁に行くのでしょうか?
大事に乗って頂けたらありがたいです。
ありがとうございました!