ご近所にお住いの新規のお客様で、インターネット検索でご来店くださいました。
ご自宅の駐車スペースの工事中数日間、借りた近所の駐車場で低いブロックに気付かず「ガリッ」といってしまったそうです。
御見積金額は
・新品部品での修理で217,000円
今回は自損ということもあり、お客様のご要望で出来るだけお安く修理することに。
鈑金で修理を行っていきます。
塗装を削り落として、溶接ワッシャーを取り付け、徐々に徐々に凹んだ部分を引き出していきます。
そして、叩いては引き熱しては絞り、引き出しては叩き・・・と繰り返すこと1日半。
今回は「ドア下部の横プレスラインとフェンダーアーチのプレスライン」を重点的に気にしながらの鈑金で、かなり難易度の高い作業となりました。
鈑金で打ち出した「ドア下部の横プレスラインとフェンダーアーチのプレスライン」を、今度はパテで潰さぬよう注意しながら、鈑金部分全体を滑らかにする作業がつづきます。
フェンダーアーチは、円をキープするためにコンパスでラインを確認しながら研ぎ出し、下部の横プレスラインと自然に合流させるため、これも丸一日以上かかる高難易度の作業でした。
パテは、塗っては磨ぎ、磨いでは塗り。。。という地道な作業を何度も重ねて行うのです。
♪緑の中を 走り抜けてく 真っ赤なポルシェ♪
百恵さんの歌にも出てくる『赤』のボディー色はとっても素敵です。
ですが…鈑金塗装工(スプレーマン)からいうと、これがなかなかの強敵。
経年変化で変色が激しいボディー色。
経年劣化で褪せた色調を、塗料の微調整で再現するのは至難の業なのです。
隣り合わせするどの部分に色を合わせるか、どこの色なら自然にボカせるのか、そんなことを長年の経験から導き出して作業を進めているのです。
無事完成です。
お客様にも喜んで頂きました。これからも出来る限りお客様のご要望にお応え出来るように頑張ってまいります。丁寧に乗ってあげてください。
このような難易度の高い作業をさせて頂き、弊社も大変勉強になります。ありがとうございました。
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